約2か月遅れの報告となり以下、ご容赦願います。
年始1月7日のフィールドスタジオ演習4において、関西電力守口営業所所長室2名の随行を得て、国内2番目の出力471万kWの大飯原子力発電所(1・2・3・4号機)の施設見学を行いました。朝出発し現地までの道中も関電の方より関西エリアの電力事情(設備容量:火力1697万kW>原子力977万kW(美浜、高浜、大飯合計)>水力821万kW>太陽光発電281万kW(家庭からの売電含め)。地熱はゼロ、風力は淡路発電所の1.2万kW)の資料に基づきクイズを交えながら説明を受け昼前に現地到着しました。午後13時~15時半まで施設見学含め、講義(定期検査・安全対策強化・再稼働への現状、原発の仕組み、沸騰水型と加圧水型の違い)をELパークおおいの所長・副所長より受け、夕方18時半頃、帰阪しました。
厳重な警備で入口で身分証明書との本人確認や金属探知機で所持品もチェックを受け、もちろん携帯は没収・写真撮影も禁止で、内部の写真は無く許可を受けたところのみ以下掲載です。今回、雪の降る寒い日本海の吹雪強風の中でしたが、特にガラス越しに見学可能なシースルー見学施設より、発電所建屋内の周辺防護区域(中央制御室・タービン建屋・使用済燃料プール等)の普段立入の制限される箇所も見学出来、また生の現状取組、現地作業員の方の様子も垣間見れ、12月の近畿大学教育用1W原子炉見学との比較も出来、貴重な経験になったと思われます。
ELパークおおい所長・副所長の解説
大飯原発1~4号機スライド
模型による原発の仕組み解説
ELパークおおい前集合写真。
お土産にウラン燃料模型付シャープペン等頂きました。