フィールドスタジオ演習(福井県 関西電力大飯原子力発電所見学)

年始1月6日、再稼働に向けた定期点検中の福井県にある大飯原子力発電所(国内2番目の出力)へ関西電力守口営業所所長室2名の随行を得て、3年生22名と施設見学を行った。朝大学を出発し、道中も、関電の方より日本の電力事情(原子力及び再生可能エネルギーへの取組も含め)をクイズを交え、資料に基づき、説明受け、昼前に現地到着した。午後13時~15時半まで施設見学含め、以下の内容の講義・実習をELパークおおいの所長・副所長、所員の方々より受け、夕方18時半頃、帰阪した。1.3、4号機の定期検査(H25年9月より)・再稼働への現状 2.おおい町の紹介(約5千人) 3.福島原発事故、安全対策強化の現状(免震事務棟の設置、水密扉、非常用電源、放水砲、防護壁、取水・放水口へのシルトフェンス) 4.原子力発電の仕組み、沸騰水型炉(BWR)と加圧水型炉(PWR)の違い及び格納容器の水素爆発による圧損を防ぐアイスコンデンサ方式とプレストレスト方式の仕組み 5.ガラス越しに見学可能なシースルー見学施設より、発電所建屋内の周辺防護区域(中央制御室・タービン建屋・使用済燃料プール等)の見学。
特に運転時より、定期検査時の日々の点検作業に携わる多くの人たちの現場の作業風景・取組に直に触れ、新たな印象を持ったようです。

構内は携帯はもちろん所持品は持込禁止で、写真は発電所入口のエル・パークおおい おおいり館前で撮影

構内は携帯はもちろん所持品は持込禁止で、写真は発電所入口のエル・パークおおい おおいり館前で撮影

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