フィールドスタジオ演習(西はりま天文台見学・実習)

11月12日、幸い西はりまの山頂は晴れ(翌日は雨で1日違いで助かりました)、生のプラネタリウムで流星も流れる中、国内最大(公開天文台での直接目視可能な望遠鏡では世界最大)の口径2mの”なゆた”望遠鏡で秋の星空(天王星、二重星団、M31、アルビレオ二重星、ガーネットスター等)の観望会に行って来ました。今回は二手に分かれ、天文工作実習で”分光器”も各自、製作し、いろいろな光源(発熱球、蛍光灯、LED電球、アルゴンガスランプ等)による見え方の違いや光学フィルターを通した色の見え方の違い等、実地に体験することが出来ました。また小型望遠鏡の取扱講習も受講し、夜中及び早朝朝4時半に早起きして、金星、火星、木星が並ぶ接近現象や、プレアデス星団(スバル)、オリオン座の恒星・星雲等、各自で望遠鏡を操作し、観測し、大阪では見ることが難しい天の川にも感嘆しました。併せて、天文台の森鼻研究員から「秋の星空」の天文講義を受け、なゆた観望会後、コントロール・制御・解析ルームの説明:望遠鏡・観測室温度の制御及び分光観測・気象(雲)の観測の説明も受け、翌朝帰路に着きました。

山頂の天文台前で集合写真

山頂の天文台前で集合写真

鳴沢研究員と地元中学生(研修中)から小型望遠鏡の取扱い説明受講

鳴沢研究員と地元中学生(研修中)から小型望遠鏡の取扱い説明受講

なゆた望遠鏡での観望会(鳴沢研究員による解説)

なゆた望遠鏡での観望会(鳴沢研究員による解説)

なゆた望遠鏡の制御・観測室の解説(森鼻研究員)

なゆた望遠鏡の制御・観測室の解説(森鼻研究員)

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